皆さんこんにちは☆
本日の金の小話は、金といえば、「有事の金」
日本で活躍した金先物についてご紹介いたします☆
なぜ??金は「有事の金」と呼ばれるか??
既にご存じの人も多いかもしれませんね(笑)
有事とは・・・?
戦争や世界経済が危機に陥った時など、
先行きが不安な時の事を表します。
このような時に、安全資産として金が買われる。
⇒「ラストリゾート」「最後の拠り所」と呼ばれたりもするようだ!!
以前に、金は日本を救ったことがあると言われている。
遡る事、1991年1月17日米軍を主力とする多国籍軍がクウェートに侵攻、湾岸戦争が勃発した時、
「極めつけの有事」で、金は暴騰すると思われていました。
実際に、時差の関係により、世界で最も早く金の先物取引が始まったのが
日本の東京金取引所(現東京商品取引所)であり、予想通り金価格は上昇で始まりました。
しかし、取引開始後30分で下落に転じたのです。
多国籍軍は十分な準備を整えており、「長期戦」つまり「有事」にはならないとの
見方が支配的になったからである。
そして、金の下落はチューリヒ、ロンドン、ニューヨークに引き継がれた。
もし、東京で金の先物取引が行われていなかったならばどうなっていただろうか。
日本の石油会社などはあわてて原油を高値で買い込んで大損したかもしれない。