皆さんこんにちは(∩´∀`)∩
本日の金の小話は、
金の採掘法についてお話したいと思います!!
どんな方法を使って金採掘をしますか??
金属探知機??
いや、違うんです。
今回、金鉱脈を探す方法は少し変わった方法になります。
それは、「植物」なんです!!
「植物の土中の金を貯える性質がある」ことに注目された方法になります。
1990年代に国が行った「浮遊微量貴金属探査技術開発」という
プロジェクトで発見されています。
もし土中に多くの金が含まれていれば、
その上に生えている植物はそれを吸い上げて貯えています。
そこで、植物を集めて分析すれば金があるかどうかがわかるというものです。
しかも、それに人工衛星による探査を組み合わせれば、精度がぐんと向上すると言われています。
なぜ植物に金が含まれるのか、その理由ははっきりしていません。
ただ、金は白金などに比べ融点が低いので、「地熱などが高いと金が地中から溶け出し、
それが栄養分と一緒に植物に取り込まれるのではないか」ともいわれている。
事実、金鉱山跡の植物には金が多く含まれているそうだ。
すべての植物が金を取り込むのではなく、植物により差があり、
マンサク・カエデに金が多く含まれることが分かった。
もっとも、葉に含まれる金はごく微量。
葉を集めて金を抽出しても、採算は合わない。
また、「カエデの生えている土の下に金鉱脈がある」とも断定できない。
この方法で大金脈が発見されたとの報もないし、その後、実用化されたとの報道もない。
コストと時間を割いても、採算が合わないだろう。
ちなみに、金は石英に多く含まれている。
そちらを探した方が金鉱脈を発見する近道かもしれないですね。