皆さんこんにちは(/・ω・)/
 
本日は、ガリアから奪略した金についての
お話をご紹介いたします!! 
 
『ガリア』とは、古代ヨーロッパ西部のケルト人が住んでいた地域、
ローマ時代の呼称のことを表しています。
 
紀元前58年から紀元前51年にかけてガリア戦争が行われており、
その全域を征服したのがローマの英雄カサエルです。
 
ガリアを征服した後、金銀を奪い、征服した民を奴隷に
売って金を集めたとも言われています。
 
その時の様子をローマの伝記作家スエトニウスはこう書いている。
「カエサルはガリアの神殿や神々の聖域からすべての金を奪った」
 
ガリアの人々は極めて信心深く、神を恐れ、
神殿に金を納め、それには手を触れなかったとされていますが、
溜まりに溜まったすべての金を、カサエルが奪っていってしまいました。
 
神殿に納められていた金は、兵士に配り、
ローマにも送ることができるほど多くの量だったそうです。
 
その後、カエサルの略奪でガリアは〝金欠〟に陥り、金貨を造れなくなりました。
 
それほどにカエサルの貴金属収奪は過酷だったのかもしれませんね。