皆さん、こんにちは( ..)φメモメモ
本日の記事は、『香港返還記念金貨』についてご紹介します。
香港歴史を少し遡ると、1997年6月30日までイギリスの植民地でしたが、
1997年7月1日に香港の主権を中国に返還されました。
中国に返還される際、『50年間は資本主義を採用し、
社会主義の中国とは異なる制度を維持する事。』を約束しており
「1国2制度」が取られています。
香港記念通貨は、
1997年の香港返還を記念して作られた
500元金貨となっていますが・・・。
返還を2年後に控えた1995年12月1日
世界に「1国2制度」を証明するため、
中国が金貨を発行したとも言われているそうです。
(つまり、世界に信用してもらうために発行した金貨。)
この金貨は1997年7月の香港返還を記念して中国人民銀行が発行。
重さは約140グラムで金の含有量は99.99%。
実質的には純金に近いということになります。
さらに、両面に1つの国家に2つの制度を意味する
「1国両制」という文字をデザインしています。
額面は500元。
当時は1元=約12円となり、販売価格は3万2000元でしたので
日本円に換算すると約384万円で販売されていました。
さらに、希少価値も高く、282枚しか発行されていません。
他にも、このように重い金貨は世界中でも数少ないです!
現在でも、約120万で取引されるぐらい貴重な金貨になります。
一度は見てみたいものですね(笑)
次回もお楽しみに!!