皆さんこんにちは
今日の金に纏わるお話は、
どこでできた最古の金貨?についてのお話です。
一番古い金貨はどこで作られたのか
ご存じですか???
以前、このブログで取り上げた
「最古の黄金文明」とありましたね。
その時代からではないですか??
と声が聞こえてきそうですね(笑)
しかし、金貨というものはそれよりも昔に作れていたんです。
紀元前660年にトルコの南西部で栄えた国「リュディア王国」で作れています。
ただ、純金というものではなく、金3銀1の合金だったんです。
なので完全なコトブキ色ではなくやや白っぽい金色をしており、金貨の名は「エレクトロン」。
現在のエレクトロニクスという言葉はここから出たといわれています。
純粋な金貨は約100年後、リュディア王クロイソスによって造られました。
表に獅子と牡牛の半身、裏に王室の紋章が刻印されている。
金貨の名は「スターテル」。3分の1、6分の1、12分の1の重さの金貨も造られたとされています。
この金貨は極めて良質の金貨だったため、
地中海地方で広く使われ「地中海のドル」ともいえる金貨でした。