13話 ニュートンの法則

2023-03-22

 

 ニュートン。リンゴが木から落ちたのをみて「万有引力の法則」を発見したとして有名だが、「金と銀の価格差を定めた人」としても知られています。

1703年 ニュートンはイギリス王立造幣局長という要職にあったが、

当時「金と銀の価格差は1対15.5が妥当」という法則(?)を発見したそうです。

 

この価格差は当時の金と銀の流通量とほぼ見合っていたため、ヨーロッパ諸国で広く指標として通用していました。もし、金と銀の価格差がこれより広がれば銀を買い、逆に価格差が縮まった時に金を買えば、価格差が元に戻った時に儲けることができたからです。

 

この法則を利用し、大儲けした人もいました。ところが長い年月の間にこの関係が除々に崩れはじめたそうです。その最大の理由は新大陸、中でもメキシコで銀が大量に発掘されたからと言われています。メキシコには「シルバーロード」という道があります。これは当時の銀鉱山の間をつないだ街道のことです。当時はたくさんの銀鉱山が存在したと言われています。

 

 現在、金と銀の価格差は1対80以上になっています。金と銀の価格差はどのくらいが適当かは分からないが、1対15.5以上であることは間違いない。一説には「1対80が妥当」という説もある。ニュートン力学は相対性原理にとって代わられたが、

金銀比価もまた今日性を失った。

 

ニュートンは万能の天才ではなかったのかもしれない。

 

 

アーカイブ
ダイアナ妃追悼記念コイン

2022-01-12

金の小話 金貨

JPX金、7000円の可能性も

2022-01-12

お知らせ 金の値段当て

年末年始のご挨拶

2021-12-31

お知らせ 金の値段当て

2021年の金の値動きを振り返り

2021-12-30

金の値動きの予想 金の海外市況

≪免責事項≫

*提供される情報はサンワード証券株式会社(以下弊社)が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成・表示したものですが、その内容及び情報の正確性、完全性、適時性について、弊社は保証を行なっておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。
*弊社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。
*掲載される株式、債券、為替および商品等金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情勢などの影響により、その価値を増大または減少することもあり、価値を失う場合があります。この情報に基づいて投資を行った結果、お客様に何らかの損害が発生した場合でも、弊社は、理由のいかんを問わず、責任を負いません。
*投資対象および銘柄の選択、売買価格、掲載内容の判断及び同内容に基づく解釈、契約締結等については、などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※商品関連市場デリバティブ取引・商品デリバティブ取引及び取引所為替証拠金取引(くりっく365)に関する重要事項についてはこちら(https://www.sunward-t.co.jp/policy/index.html)をご覧ください。