金閣寺は本当に金で作られているの?

2021-07-09

皆さんこんにちは

 

本日は、日本の歴史物語から

金にちなんだお話を紹介いたします。

 

『金閣寺は本当に金で作られているの?』

 

室町時代を代表する北山文化。

その象徴が、三代将軍足利義満が住んだ北山殿(

後に鹿苑寺に改称)に造られた金閣寺(正式名称は舎利殿)

だと言われています。

 

 

3層の優雅な建物で、日本の伝統的な繊細な技法を取り入れており、

ご存じの通り外壁は見事な金で包まれています。

豪華で美しい金閣寺を見た人は、見惚れてしまうほど。

 

 

ここでタイトルの答えですが、

「金閣寺は本当に金(金箔)で作られています。」です。

しかし、すべてが金貼りというわけではありません。

 

1層目は金貼りではなく、2層目は外観だけ金貼り

3層目は内外とも金貼りという構造となっています。

 

現在の建物は昭和30年に再建され、

昭和61年に改修されたものになります。

 

当時、修繕費にかかった金額は7億4,000万円。

外壁に張った金の量は約20キログラムと言われています!!

昭和61年当時、金の価格は1g当たりで2,000円前後ですので、

使用した金の価格は約4,000万円となります。

 

この金箔の厚さは0.45~0.55ミクロン。

なんと通常の約5倍も使われています。

 

義満が建てた金額時よりも、現在の方が、豪華なものになっているかもしれませんね(笑)

 

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