マルコス大統領。かつてフィリピンで独裁政権を確立していたが、民衆の反乱よって、大統領の座を追われた。そのマルコス大統領の隠した金塊がスイスで眠っているとの説がある。
この説は英国の民間テレビ会社が報じた。それによると、21年の在職期間中、1240トンもの金を集め、それをスイスの保税倉庫に預けたという。1グラム8,000円とすると、さて、いくらになりますか。
本当とすれば、大変な量。ちなみに、当時、英国はイングランド銀行の保有している金の2培以上になる。もっとも、フィリピン政府当局者が語ったところによると、「スイス当局は捜査の結果、そのような金塊はまったくないと言った」といわれている。
ただ、スイスは個人資産を保護することでよく知られている。それだけに、どちらが本当なのか、当事者以外は分からない。1000トン以上もの巨額な金塊を預けているとは考えられないが、もしかすると、かなりの金塊が預けられているのかもしれない。どうせウソならこのような大きなウソをつきたいものだ。
もっとも「独裁者と金とスイス銀行」という三題噺は世界中で流布している。マルコス大統領はともかく、どこかの国の独裁者がスイス銀行を利用している可能性は十分ある。もっとも、日本の首相がそのようなことをするとは、まず考えられないが。